手指衛生の徹底が大事

看護師は患者さんと接する機会が多く、自身が感染しないために感染症対策をしっかりと行うことが大切です。
感染症対策で効果的といわれているのが、「手指衛生」です。手指衛生は、日常手洗い・衛生的手洗い・手術時手洗いの3つに分類できます。

看護師が業務中に多く行うのが衛生的手洗いで、石けんを使うものとアルコールを用いたものの2つに分類することができます。
汚れが目に見えない場合はアルコールを使った手指消毒を行いますが、この時、アルコールが乾燥するまでしっかりと擦り込むことが大切です。特に手首や爪、親指、指先といった箇所は汚れが残りやすい部分なので、消毒のときに意識して行うことが大切です。
患者さんや患者さんが触れたドアノブに直接触れた時も、忘れずに消毒しましょう。

患者さんと接する時は、必ずサージカルマスクを着用することも大事です。
ゴーグルやアイシールドが職場にある場合、患者さんの突然の咳に備えて着用しましょう。また、マスクをしている時に手で触れてしまうとウイルスが付着する可能性があるため、十分注意しましょう。
看護師だけでなく、患者さんにもマスクを着用してもらうことも重要です。マスクをしていても患者さんが咳をする時は、口と鼻を押さえる「咳エチケット」をしてもらいましょう。
そのほか、使用した器材やリネンを適切に処理して職場環境を常に清潔にする、破棄物も確実に処理するといった標準予防策も忘れずに行うようにしましょう。